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2024年05月04日
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ダンボールコンポストの分解促進

2029年10月02日

ダンボールコンポストの分解促進

分解が進まない困った一因に醗酵菌より腐敗菌の方が優勢になってしまうケースがあります。

ダンボールコンポストを微生物のお家にたとえると腐敗菌に占領されてしまう現象。

そうなると当然、ウジが沸きます。

逆に腐敗菌が少ないと臭いも少なく、発酵が進み、ウジも沸きません。

いかに腐敗菌に占領されずに発酵を促進できるかが成功するか否かの分かれ目。
対策としては、よく生ごみが発酵するように毎日、攪拌(かくはん)する。

これが意外と大変かも。

どこか旅行にいくこともあるだろうし、うっかりといこともあるので
朝起きたときの歯磨きと同じように習慣にするとか、
子供の日課にさせるとか、しっかり考えておいたほうがよいでしょう。

そうすれば子供の責任感を育てることにもなるし、一石二鳥。

さらに、生ゴミをしばらく入れずに腐敗菌を強制退去させる方法もあります。
そうすればまた、ゼロからやり直し、一度ダンボールコンポストをリセットします。

また、ビートモスなどの基材がよくない場合も考えられますから、
スタート時の材料はしっかりしたものを選びます。

くどいようですが、分解促進の基本は微生物が元気で分解に励めるような
環境作りです。

たとえば、梅雨時には予期せずカビが大量発生したりしますが、あれはあれで
カビが発生する条件が整ってしまったわけですね。

ダンボールコンポストの場合はそれを意識的にやるわけです。そこが大切。

好気性菌の場合、通気を良くし、適度な水分調節を行う、これにつきます。

この点ダンボールコンポストでは、水分がうまく調整できるし、通気性もよいため
条件さえ整えれば60度超えも夢ではないのです。

また、腐葉土をコンポストの脇に用意しておき、生ゴミを腐葉土で少し覆うような感じで
ふたをするなどいれるなどして、是非、40度超えを目指してください。

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